葬儀プランでよく目にする葬儀の形式の名称

2020/02/12

現在の葬儀の形ができあがったのは

社会全体の個人主義化が進む中、葬儀も多様化が進んでいます。以前は葬儀業者の提供する葬儀の形も画一的な形であり、ほとんどの葬儀が同じ形式で行われていました。そこには弔問客が戸惑わないことや、地域ごとに異なっていた葬儀の形式が、高度経済成長期の人口の大きな流動により失われていったことも背景としてあるでしょう。特に都市部を中心に、地域ごとに決められていた葬儀の形が失われていき、葬儀業者の提案する画一的な形が広がっていったのです。

最もよく行われている一般葬という画一的な形

そうした画一的な葬儀の形を一般葬と言います。葬儀の種類を識別は、日程と参列者によって行われます。一般葬の場合、葬儀が二日かけて行われるようになっています。一日目の夜にお通夜を行い、二日目に葬儀式、告別式を行います。一般の弔問客の方はお通夜か告別式もしくはその両方に出席をして焼香を行います。親族や非常に親しい友人などはお通夜、葬儀式、告別式の全てに出席します。
一般葬は画一的な葬儀の形であり現在でも最も行われている葬儀の形でしょう。

出席者全員で作り上げていく家族葬

現在その割合が増加しつつあるのは、家族葬です。家族葬の一般葬との違いは参列者です。一般葬が一般の弔問客が出席するのに対して、家族葬は喪主や遺族側で取り決めた人しか出席しないのが特徴です。当然、参列者全体は少なくなることや出席者があらかじめ確認できるということから、香典返しや飲食費などが計算しやすいという点が優れています。また、葬儀に参列する人全員が一般弔問客になることから、葬儀全体を全員で作っていくという点も現在増加しつつある理由のひとつでしょう。

日程が短縮された一日葬という形も

葬儀そのものの日程を変えて行う形式もあります。葬儀は通常二日かけて行うものですが、最近では時間的な削減をするために一日目のお通夜を行わず、二日目の葬儀式と告別式のみ行うというものです。こうした形式の葬儀は一日で行われるため一日葬と呼ばれています。
現在ではお通夜と告別式の違いが少なくなり、どちらも同様に弔問客が訪問して読経の中、焼香を行う儀式になっています。そのため弔問客としても自身の都合に合わせてお通夜か告別式のどちらかに参加するというのが一般的になっているのです。
現在では形式だけでなく、葬儀そのものの在り方に対する見直しが行われています。また、葬儀の意味合いが形式的なものから遺族が納得のいく形で行うというものになっているのです。

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